【2022年12/10・11レース回顧】オノリス・カーディナル・キラーアビリティ・ククナ・グランデマーレ【キャロット一口馬主】
（レース回顧担当：BNK）
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当ブログの基幹シリーズ「ニンジン競馬クラブ週報」
当ニンジン競馬クラブ所属馬の前週の結果と次週の展望をレポートします。
P：次週の出走予定馬とその展望
D：実際のレース観戦（馬券購入）
C：前週の結果
A：次走へ向けての反省点等
こんな感じで「PDCA」サイクルを回していきます。
当クラブはＧⅠ馬キラーアビリティやその他のオープン馬・期待の新馬も揃っていて自慢のラインナップです。
★キラーアビリティ（ホープフルＳ）
それでは【2022年12/10・11レース回顧】オノリス・カーディナル・キラーアビリティ・ククナ・グランデマーレ【キャロット一口馬主】スタートです！
◆今週のレース展望◆
◉オノリス（幸）
◉ラストバブル厩舎
（ラストバブル）
★BNKのレース回顧
オノリス 12月10日（土） 中京10R ３歳以上2勝クラス 犬山特別に出走。（1900m ダート 良）
去年のこのレースをタイム差無しの２着、春にも同じ1900ｍ戦で２着と好走しており適条件と思われ短期休養明けながら４番人気の支持を受けての出走となった。
スタートを決め出たなりでインの中団辺りを追走。
前が出入りの激しい競馬となったので展開が向くかに見えたが途中でペースは落ち着いてしまう。
直線で上手く外に出す事が出来、どれくらいの末脚を繰り出すか期待されたが全く伸びず馬群に吸収され13着に大敗した。
叩いての良化に期待したいところであるが年明けには８歳、そろそろ衰えがきているのかもしれない。
22/12/10 吉田厩舎
１０日の中京競馬ではスタートから押すも進みっぷりが今ひとつで中団あたりの位置取り。直線は外へと誘導していくが、そこから伸びを欠いてしまい１３着。「道中はいい感じでスムーズな競馬ができていたようには見えたのですが、いざ追い出してからの伸びが案外でしたね…。ひと追いごとに上向いてきていたとはいえ、どうしても脚元のことをを考えながらの調整で、今回はそのあたりが実戦に行って影響したのかもしれません。まずはレース後の様子を見て、今後についてまた考えていきます。今日は申し訳ありませんでした」（吉田師）昨年２着したレースで今回もまた好走してほしかったのですが、直線で一瞬伸びようとする感じこそしたものの、最後は脚色が鈍ってしまいました。本調子にはまだ届かなかったのかもしれませんが、それでももう少しやれていいと考えていただけに残念です。この後はまず脚元を中心に馬体をよく確認してから検討していきます。
★出走レース
犬山特別 ２０２２年１２月１０日 中京１０Ｒ ダ１９００㍍
◉カーディナル（横山武）
◉天然総帥・ラストバブル・おしゃべりコスパ厩舎
（天然総帥）
（ラストバブル）
（おしゃべりコスパ）
★BNKのレース回顧
12月11日（日） 阪神９R 3歳以上３勝クラス オリオンステークスに出走。（2200m 芝良）
前走同級で２着、相変わらずの人気先行で今回も２番人気の支持を受けての出走となった。
行く馬がおらず今回は自らが大逃げを打つ形に。
タイム的にはミドルペースで暴走には見えなかったものの鞍上の横山騎手によるとコントロールの利かない状態であったとの事。
そのせいか直線ではパッタリ脚が止まって５着に終わった。
前走のように前に馬を置く形が理想であろうが相手関係はどうしようもない。
これからも自らとの戦いが続く。
★陣営のコメント
22/12/11 林厩舎
１１日の阪神競馬ではスタート後じわっと先頭に立ち、１角過ぎから後続を引き離す形の逃げを打つ。悪くないかに思えたが直線へ向いたところで後続に捕まり、何とか粘ろうとするが５着。「いちばんは気持ちのコントロールと捉えていたわけですが、返し馬までは落ち着いているなと思えました。しかし、競馬へ行くとやはり気持ちが出てしまったようですね…。見た目はそれほどでもないかな、ペースを見てもコントロール出来ている方かなと思っていたのですが、ジョッキー曰く、それでも抜けきれず、息が思うように入らなかったとのことでしたね。ワンターンではなく今回ツーターンだった分、入れやすいかと思ったのですが、そうもいかなかったようです。あとは、最終追い切りでもそうだったのですが今回も右モタれがありました。ジョッキーの感触的には、口向きというよりはトモの左右差に因るものに感じたということでしたので、そのあたりを意識して今後つくっていかなければいけません。最後苦しくなったものの、交わされてからも頑張れていたのは評価できますので、何とか抱えている課題を少しずつでも修正していき、このクラスでもいい結果を残すことができるように持っていきたいです」（林師）前走は好走こそしたものの前を行く逃げ馬を追いかける形になり、また、中間の調教でも前に馬を置く形だと前走と同様の走りをしていましたので、今回もコントロールがカギを握ると見ていました。鞍上の手が変わりましたが諸々の課題を念頭に置いて臨んでもらった結果、悪くないペースで行けていたように見えたのですが、残念ながら後続の追い上げに屈してしまいました。交わされてからも粘りを見せていたように現級で力は足りると思えるだけに、道中でのロスを如何になくして走り切れるかがポイントになるでしょう。関西圏への輸送競馬後ということもありますし、基本的にはこれまでと同様に心身のケア期間を設けてから次走に備えることになると思いますが、まずはレース後の状態をよく確認していきます。
★出走レース
オリオンＳ ２０２２年１２月１１日 阪神９Ｒ 芝２２００㍍
◉キラーアビリティ（団野）
◉天然総帥厩舎
（天然総帥）
★BNKのレース回顧
12月10日（土） 中京11R ３歳以上ＧⅢ 中日新聞杯に出走。（2000ｍ 芝良）
２歳GⅠの覇者も３歳になってからの成績がさっぱり。
騎乗予定であったCデムーロ騎手が制裁で乗れずと今回も厳しい戦いが予想され重賞勝ちも無い馬もいるこのレースで５番人気という低評価で当日を迎えた。
ゲートで気難しさを見せて出遅れ、1000ｍ通過が1:01:9のスローペースに行きたがる素振りを見せたが鞍上の団野騎手が何とかなだめて中団のインコースで折り合う。
直線も外には出さずに馬群に突っ込み僅かに開いたスペースを割って突き抜けて見事１着でゴールした。
昨年のホープフルステークス以来の勝利となった。
Ｃデムーロ騎手からの乗り替わりとなった団野騎手、調教も自ら跨りこの癖馬を見事に乗りこなした。
今後は中距離路線を歩む事となるであろうが古馬ＧⅠ路線での活躍に期待したい。
22/12/10 斉藤崇厩舎
１０日の中京競馬では道中は中団で折り合いをつけながら進める。直線は進路を探しながらではあったが、窮屈なところをうまく縫って伸び、先に抜け出した２着馬をゴール前でクビ差交わして見事優勝。「今日は内の前目が残りやすい馬場ということもあり、ある程度のポジションは取りたいという話をしていました。それで引っ掛かるならもうハナを切ってもいいと伝えていたんです。ゲートを出なくて思ったよりは後ろの位置になりましたが、団野は『１コーナーでペースが落ちたところで行きたがりましたが、向こう正面ではうまく抜けてくれて楽になりました。調教だとジリジリという印象でしたが、競馬に行けばビュッと伸びて瞬発力を見せてくれました』とのことで、最後も狭いところをこじ開けてよく来てくれました。今回クロス鼻革にした効果もあったと思いますし、とにかく勝つことができて本当に良かったです。今日はありがとうございました」（斉藤崇師）休み明けとはいえ、前走が物足りないレースとなりましたが、一度使ったことで馬も良くなっており、ここは変わり身を期待した一戦でした。見事に昨年のホープフルＳ以来となる久々の勝利を掴みましたし、これをきっかけにさらに上を目指していきたいと思います。
★出走レース
中日新聞杯（ＧⅢ） ２０２２年１２月１０日 中京１１Ｒ 芝２０００㍍
◉ククナ（マーカンド）
◉ラストバブル厩舎
（ラストバブル）
★BNKのレース回顧
12月11日（日） 中山１０R ３歳以上３勝クラス 常総ステークスに出走。（1800ｍ 芝良）
４カ月の休養明けの一戦ながらこのクラスで２着２回３着２回という成績が評価され２番人気での出走となった。
ゲートを出たなりで中団やや後方からの競馬となる。
1000m通過は1:01:7のスローペース。
直線は大外から上がり34.3の脚を繰り出すものの前も楽をしているのでその差がじりじりとしか詰まらずタイム差0.1の５着に終わった。
いつも確実に末脚を繰り出しており能力の高さは疑いようがないが自らレースを作れない分どうしてもこのような結果になってしまう。
調子の良いうち展開が向くレースに巡り合いたいものだ。
22/12/11 栗田厩舎
１１日の中山競馬ではゆったりめのスタートから少し促しつつ中団を追走する。直線では外から良く伸びているが、前残りの展開が響き５着。「前走から少し間は空きましたが、帰厩後の調整はまずまず順調に進められていましたし、能力的にも勝ち負けできる馬ですから、ここでどこまでやれるか楽しみに送り出しました。ちょっとエンジンの掛かりが遅くて脚の使いどころに難しさはある中でもしっかり脚は使ってくれていますが、今日は前に行った馬で決まったように、展開が向きませんでしたね…。もう少しのところまで来ているので余計に悔しいですし、なかなか勝ち切ることができず申し訳ございません。今日は阪神競馬場に臨場しているので、まずはトレセンで状態をチェックしてから今後をどうするか判断していきます」（栗田師）前走後の休養が思ったよりも長引きましたが、帰厩後の調整自体はスムーズに進められ、上向きの状態で競馬に臨むことができました。ゲートの出がもうひとつで序盤に少し促してポジションを取りに行く必要がありましたが、リズムを整えつつ悪くない手応えで直線へ向かうことができました。エンジンがかかってからはしっかり脚を使っているものの、スローペースも影響して、勝ち馬らに残られてしまいました。競馬場を問わずに掲示板に載っているようにこのクラスでは間違いなく力上位と言えますから、展開等も味方に付けて何とか勝ち上がりたいものです。今後はレース後の状態を見てから判断していきます。
★出走レース
常総Ｓ ２０２２年１２月１１日 中山１０Ｒ 芝１８００㍍
◉グランデマーレ（吉田隼）
◉おしゃべりコスパ厩舎
（おしゃべりコスパ）
★BNKのレース回顧
12月10日（土） 阪神11R リステッド リゲルステークスに出走。（1600m 芝良）
骨折明け長期休養後の一戦、牧場で丹念に乗り込まれ帰厩後も速い追い切りを消化、見た目はほぼ仕上がった形での出走となった。
スタートから行きっぷりよく先行していくが鞍上の吉田騎手は好位の外目で折り合いに専念。
直線に入ってガス欠状態で伸びを欠き７着に終わった。
人気薄の逃げ馬がそのまま逃げ切ったレースで行かしていればもう少し着順は上がったかもしれないがいずれにせよ叩いての次戦が勝負であろう。
★陣営のコメント
22/12/10 藤岡厩舎
１０日の阪神競馬ではスタートから行きっぷりよく押し上げ、道中は先団外目を追走。余力を残して直線へ向いたかに見えたが、追ってから伸びを欠いてしまい７着。「道中はハミを噛んで行きたがっていましたし、最後は内にモタれるような感じで苦しくなってしまいましたね。ただ、このあたりは久々の分もあったと思いますし、使ったことで変わってくれそうな内容でしたから、次はさらに前進を期待したいと思います。この後はまず脚元の状態をよくチェックし、プランをまた検討していきます」（藤岡師）長い休み明けの競馬となりましたが、そんなに太目感もなく、いい状態でレースに向かうことができたと思います。相変わらずの行きっぷりで、最後はモタれて伸び切れませんでしたが、一度使ったことでガスも抜けてくるでしょうから、次は変わり身を期待したいと思います。この後は馬体を確認してから検討してきます。
★出走レース
リゲルＳ ２０２２年１２月１０日 阪神１１Ｒ 芝１６００㍍
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