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【2021年12/11・12レース回顧】アグリューム・ヴァーダイト・エングレーバー・オノリス・スマイルオンミー・ベレヌス【GⅠ観戦記〜阪神JF】

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(レース回顧担当:BNK)

 

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当ブログの基幹シリーズ「ニンジン馬鹿クラブ週報」

当ニンジン馬鹿クラブ所属馬の前週の結果と次週の展望をレポートします。

P:次週の出走予定馬とその展望

D:実際のレース観戦(馬券購入)

C:前週の結果

A:次走へ向けての反省点等

こんな感じで「PDCA」サイクルを回していきます。

 

当クラブはオープン馬や期待の新馬も揃っていて自慢のラインナップです。

それでは【2021年12/11・12レース回顧】アグリューム・ヴァーダイト・エングレーバー・オノリス・スマイルオンミー・ベレヌス【キャロット一口馬主】スタートです!

その前にBNKのG1レース観戦記から…

 

◆GⅠレース観戦記〜阪神JF◆

2021年秋のGⅠ戦第9戦は若き乙女達の戦い阪神ジュベナイルフィリーズ、昨年のこのレースの勝ち馬ソダシと2着馬サトノレイナスはそのまま桜花賞にスライド、3着のユーバーレーベンはオークスを制覇した。

来年の牝馬クラシックの行方を占う意味で重要な一戦となった。

この時期の若駒特に牝馬の場合は体調の変化が重要となる。

特に馬体重の減少は気にすべきファクターであるが人気のナミュール、ステルナティーアは共に‐10㎏馬体はギリギリに見えた。

徹底先行の馬がおらず注目されたスタートであったが人気のナミュールが出遅れ。

前走逃げたパーソナルハイも逃げずに外からダークペイジが先手を取る。

その後にトーホウラビアン、ウォーターナビエラが続く。

前半の3Fは34.1、ステルナティーア、サークルオブライフは中団に出遅れたナミュールはインコースに進路を取って後方を追走する。

ダークペイジが先頭で直線に入り好位を追走していたウォーターナビエラが先頭に躍り出る。

内からラブリイユアアイズ、外からベルクレスタが襲い掛かるがそれらをまとめてサークルオブライフが力強く追い込んで先頭に躍り出たところがゴール、3連勝で2歳女王の座を射止めた。

2着にはラブリイユアアイズ、3着にはウォーターナビエラが粘り込んだ。勝ったサークルオブライフ、出遅れた未勝利戦を豪快なまくりの競馬で快勝、返す刀で重賞のアルテミスステークスを制覇してここに挑んできた。

馬体もキープして懸念された出遅れも無く一気に頂点に登り詰めた。

父エピファネイアで距離の問題も無さそうであり来年の牝馬クラシックの主役となりそうだ。

2着のラブリイユアアイズは1600mの距離経験が無く人気が無かったがあわやの走り、父ロゴタイプの初年度産駒として父の名声を引き上げてくれそうだ。

3着のウォーターナビエラは唯一の3勝馬として見せ場たっぷりの走り。

距離短縮か高速馬場なら更にいい走りが期待出来そうだ。

1番人気のナミュールは4着。馬体減、出遅れ、

最後は馬場の悪いインコースに押し込まれるなど不利が重なった。

立て直しての再出発に期待したい。

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◆先週のレース回顧◆

 

◉アグリューム

◉天然総帥厩舎

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(天然総帥)

 

★BNKのレース回顧

日曜中山 12R 3歳以上2勝クラスに出走。(1600m 芝良)

引退まで後少し,繁殖でいい相手に恵まれるためには後1つ勝利を積み上げたい。

得意のマイル戦に出走してきた。

スタートは一番良く逃げ馬に行かせてインの好位から競馬を進めていく。

縦長の展開で入れ替わりの少ない展開となる。

前半の1000mは58.9のミドルペース。

4コーナーで手応え良く前との差を詰めて直線へ。

先に抜け出した勝馬を追いかけて激しい2着争いを最後まで続けたがアタマ差及ばず3着に終わった。

ここ数戦ずっと競馬の内容は安定している。あと一押しあれば待望の3勝目も夢ではない。

 

★陣営のコメント

21/12/12  武井厩舎

12日の中山競馬では好スタートを切り好位のインを進む。勝負どころから少しずつ勢いをつけて直線へ向かい、ジリジリと差を詰めてくるが3着まで。「スタートを出るようになったし、この馬の一番の課題である折り合いもつくようになっています。2勝クラスの中ではさすがに目立つ脚を使えませんけれども、それでも最後までジリジリと伸びているし、現状で最高と言えるくらいの走りをしてくれているんですけれどね…。馬が頑張ってくれているだけに結果がついてこなくて本当に悔しいです。強いて言えば馬場に惑わされたところがあったのか、ペース判断が難しかったようなんです。ジョッキーの体感としては前がタレてくるのではないかと思え、追い出しをワンテンポ遅らせたけれども、結果、勝った馬は前にいて残ったという内容だったので、そのあたりが合致していれば、もう少し際どいところまで来ていたかもしれませんよね。あと1年あれば…と思うところですけれど、馬はだいぶ強くなってきているので、あと3ヶ月のうちに何とかしたいです」(武井師)2勝クラスに上がって今回で4戦目となりますが、過去3戦とも掲示板を確保する安定ぶりを見せていましたので、このあたりで最良の結果を残すことができればと思い、期待をかけて送り出しました。実際のところスタートを決め好位で立ち回ることができていましたし、追われてからもジリジリとですが脚を使うという上手な走りができていました。最後も詰めていましたし、あと少しなのですが、今回も好走までにとどまりました。引退までに何とかあとひと花咲かせられればと思っているだけに歯がゆいですが、ここでめげず、これまで通り体調をしっかりと整えてより良いと思える状態にしてレースへ送り出し、何とかいい結果を出すことができればと思っています。今後についてはレース後の状態を見たうえでどうするか判断していきます。

 

★出走レース

3歳上2勝クラス 2021年12月12日 中山12R 芝1600㍍

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◉ヴァーダイト

◉天然総帥厩舎

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(天然総帥)

 

★BNKのレース回顧

日曜阪神 10R 3歳以上3勝クラス竹田城ステークスに出走。(2000m ダート良)

前走が3コーナーで競馬が終わってしまったタイムオーバー負け。

敗因がはっきりせず音無調教師からも明確なコメントは出なかった。

今回、登録の時点で出走枠はあったがいまいち威勢のいいコメントもなく追い切りも可も不可もない感じで当日を迎えた。

Cデムーロ騎手鞍上という事で6番人気での出走となった。

3番枠から内ラチ沿いに進路を取って中団でレースを進める。

前半の1000mは1:02:3のミドルペース。

3コーナーからじんわりと外に出し手応えを残して直線へ。激しい2着争いの一角に加わって最後まで競馬を続けた。

着順は6着であった。

前走は何らかのポカであると思いたい。

次走もダート長距離戦なら目が離せない。

 

★陣営のコメント

21/12/12  音無厩舎

12日の阪神競馬ではまずまずのスタートからジワッと動いて好位の後ろにつけ、内々でじっくり運ぶ。勝負どころから動いて直線は馬場の真ん中に持ち出し、最後は横一戦の2着争いになったが6着。道中は内々でしっかり折り合い、6着とはいえ2着馬との差はわずか0秒2と際どい上位争いでした。近走の中では内容は良かったと言えそうですし、この一戦をきっかけに次走さらに前進してもらいたいと思います。まずはしっかり馬体の状態を確認し、今後のプランを検討していきます。

 

★出走レース

竹田城S 2021年12月12日 阪神10R ダ2000㍍

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◉エングレーバー

◉おしゃべりコスパ厩舎

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(おしゃべりコスパ)

 

★BNKのレース回顧

土曜阪神11R 3歳以上リステッドリゲルステークスに出走。(1600m 芝良)

エングレーバーは距離延長、ベレヌスは距離短縮という形でマイル戦に出走してきた。

エングレーバーは実績のある阪神コースという事もあり4番人気。

ベレヌスは同型の存在が嫌われたか8番人気での出走となった。

スタートはベレヌスが速かったものの元々短距離のダッシュ力がある訳ではなくベステンダンクにあっさりとハナを譲って離れた2番手でレースを進める。

エングレーバーは後方で折り合いに専念する競馬。

ベステンダンクの大逃げに見えたレースだがペースは全く速くなく前半の3Fは35.9、1000m通過も59.6の超スローペース。

前の馬で決まる展開かと思われたがベレヌスはベステンダンクに並びかけるところまでも行かず後方勢がためていた末脚を繰り出して前を飲み込んでいく。

エングレーバーも上がり32.6の鬼脚を使ったが5着までベレヌスは6着に終わった。

エングレーバーは今日のレースを見る限りは1200mよりは1600mの方が良さそうだ。

流れが向けばオープンでもやっていけそうである。

逆にベレヌスは1600mは距離不足。

1周回ってくる1800m~2000mくらいの距離が良さそうだ。

 

★陣営のコメント

21/12/11  中内田厩舎

11日の阪神競馬では道中は後方から進めていく。直線に入るころにはまだ前のと差があったが、追い出されてからはしっかりと脚を伸ばして5着。「久々のマイル戦ではありましたが、テンから行くと終いが甘くなりますから、じっくり進めるような競馬をしてくれました。思っていたより後ろのポジションになったので驚きましたが、直線はいい脚を使ってくれましたし、次に繋がる内容のレースができたと思います」(中内田師)ここ2走は1200m戦に使っていましたが、そのレース内容を考慮して今回はマイル戦へ向かいました。道中は後方の位置取りとなりましたが、追われてからはよく差を詰めてくれましたし、久々にこの馬らしい走りが見られたのではないでしょうか。この後は状態を見ながらプランを検討していきます。

 

★出走レース

リゲルS 2021年12月11日 阪神11R 芝1600㍍

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◉オノリス

◉ラストバブル・おしゃべりコスパ厩舎

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(ラストバブル)

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(おしゃべりコスパ)

 

★BNKのレース回顧

土曜中京 10R 3歳以上2勝クラス犬山特別に出走。(1900m ダート良)

短期放牧を挟んでの復帰戦、ここ3戦は連続で掲示板を確保、安定した成績を残しているが今回はメンバーも揃っており7番人気での出走となった。

好スタートを決め出たなりでインコースの好位で競馬を進める。

前半の1000mは推定で1:02:4のミドルペース。

4コーナー手前から前が詰まる形になって追い出しを待たされポジションが悪くなる。

直線に入り外に出してスペースが出来ると先に抜け出したベルジュネスに襲い掛かりクビ差まで追い詰めたところがゴール。

惜敗の2着であった。

追い出しを待たされてなければと思わずにいられない悔しい一戦だった。

次走久々の勝利を期待したい。

 

★陣営のコメント

21/12/11  吉田厩舎

11日の中京競馬ではまずまずのスタートを切り先団でレースを進める。直線で外へ出し、ひと追いごとにしっかりと脚を伸ばすもクビ差及ばず2着。「よく差を詰めていましたし、あと少しだったんですけどね…。ジョッキーの話では『勝負どころで前の馬が下がってきたことで動くに動けず、そのままポジションを下げてしまいました。直線も交わせるかと思ったのですが、最後は同じ脚色になってしまいました。もっとスムーズだったらまた違っていたと思います』とのことで、レースぶりを非常に悔やんでいました。残念ではありますが、人馬ともによく頑張ってくれたと思いますし、また次もいい競馬ができるようにしたいです」(吉田師)追い出しを待たされる場面こそありましたが、差のないところまで来て今回も崩れずに頑張ってくれました。年齢を重ねても衰えた様子はありませんし、この後も引き続き好走を期待したいものです。まずはトレセンへ戻って馬体を確認し、今後のプランを検討していきます。

 

★出走レース

犬山特別 2021年12月11日 中京10R ダ1900㍍

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◉スマイルオンミー

◉天然総帥・BNK厩舎

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(天然総帥)

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(BNK)

 

★BNKのレース回顧

土曜中山 2R 2歳未勝利戦(牝馬限定)に出走。(1800m ダート稍重)

前走ダート替わりで一変、今回更なる前進が期待された。

馬体重は‐4㎏で状態面の上積みが見込まれた。

芝スタートの前走は行き脚がつかなかったが今回はスタートを互角に決め内田騎手が促すと先行グループで競馬を進めていく。

前半の1000mは1:03:6のミドルペース。

4コーナーでパルガンと共に逃げる断然人気のリトルポピーに並びかけて直線に入る。

リトルポピーを早々に競り落としてパルガンとのマッチレースになり一旦前にでかかるが道中外を回されたのが堪えたか最後は差し返されて2着に終わった。

安定した競馬内容、3着には6馬身差離しており次走牝馬限定戦なら確勝級、一般戦でも有力と言えよう。

今開催か年明けの中山開催の内に勝ち上がっておきたいところだ。

 

★陣営のコメント

21/12/11  尾関厩舎

11日の中山競馬ではスタート後促していき、3~4番手につけていく。そのまま流れに乗って勝負どころから直線で前へ迫っていくが、最後は勝ち馬に遅れを取って2着。「パドックを落ち着いて歩けていたのを見て、無事に調整を終え、順調にレースへ送り出せたかなという手ごたえを感じていました。スタートに関しては、ゲートをもうひとつ速く出られませんね…。もう少し出られればいいのだけれども、それでも内田さんが、馬のこと、ペースのことをよく捉えて前につける競馬をしてくれましたね。スローのおかげもあって挽回できましたし、前走先着を許した人気馬も競り落とせたからヨシッと思ったのですが…。最後は勝ち馬に置かれてしまいました。外々を回った分もあったかなという印象ですが、心配していた距離に関しては、少なくとも未勝利レベルであれば対応できるのかなと思えました。体については悪くないかなと思えたものの、現地からの話だとギリギリかもということでもありました。2戦したところですし、その様子ならばひと息入れることになるかなと思いますが、ひとまずレース後の状態を確認してからこの後の方向性を検討していきます」(尾関師)ダートへ変更した前走の内容がまずまずで、また、レース後の傷み具合から状態面は悪くないかと思われたことからそのまま調整し、今回の3戦目へ向かいました。同じダートと言えど距離もコース形態も違い、どこまで対応できるかを心配したのですが、スタート後の行き脚こそつきませんでしたが、鞍上が促し、好位で流れに乗ることができていました。勝負どころの感じも悪くなく、直線ではいったん先頭に並びかけるまで行ったのですが、やや外目を立ち回ったこともあってか最後は遅れを取ってしまいました。結果は残念でしたけれども内容としては悪くなく、この様子ならば初勝利も近いのではないかと思えます。連戦後なので場合によってはひと息入れることになるかと思いますが、あくまでも状態を確認のうえ今後について判断していきます。

 

★出走レース

2歳未勝利 2021年12月11日 中山2R ダ1800㍍

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◉ベレヌス

◉ラストバブル厩舎

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(ラストバブル)

 

★BNKのレース回顧

(エングレーバーの項参照)

 

★陣営のコメント

21/12/11  杉山晴厩舎

11日の阪神競馬ではスタート良く前に行き、逃げ馬を行かせて2番手をキープ。勝負どころから徐々に前との差を詰めて直線を向くが、追ってからは思ったほどの伸びがなく6着。「今日は結果を出すことができず申し訳ありませんでした。中間調教の段階では変化はなかったものの、ジョッキーによると道中右にモタれていたとのことで、もしかすると目に見えない疲れがあったのかもしれません。このぐらいの距離は決して悪くないとのことでしたが、今日は力を出し切れませんでしたし、この後はしっかりリフレッシュさせようと思います」(杉山師)マイルに短縮して変わり身を求めた一戦でしたが、すんなり好位につけられたものの、直線は思ったほどの脚は使えませんでした。調教段階では感じなかったものの、右にモタれるなど目に見えない疲れをうかがわせる内容でしたから、この後は一度放牧に出して立て直す予定です。

 

★出走レース

リゲルS 2021年12月11日 阪神11R 芝1600㍍

(エングレーバーの項参照)

 

いかがだったでしょうか!

 以上が【2021年12/11・12レース回顧】アグリューム・ヴァーダイト・エングレーバー・オノリス・スマイルオンミー・ベレヌス【キャロット一口馬主】でした。

それでは次はレース展望でお会いしましょう。

 

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