ニンジン競馬クラブ(キャロット一口馬主ブログ)

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【2021年10月9・10日レース回顧】エングレーバー・ククナ・グランデレジーナ・シーズンズギフト・フォレスクライト・ベレヌス【キャロット一口馬主】

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(レース回顧担当:BNK)

 

当ブログの基幹シリーズ「ニンジン馬鹿クラブ週報」

当ニンジン馬鹿クラブ所属馬の前週の結果と次週の展望をレポートします。

P:次週の出走予定馬とその展望

D:実際のレース観戦(馬券購入)

C:前週の結果

A:次走へ向けての反省点等

こんな感じで「PDCA」サイクルを回していきます。

 

当クラブはオープン馬や期待の新馬も揃っていて自慢のラインナップです。

それでは【2021年10月9・10日レース回顧】エングレーバー・ククナ・グランデレジーナ・シーズンズギフト・フォレスクライト・ベレヌス【キャロット一口馬主】スタートです!

 

◆先週のレース回顧◆

  

◉エングレーバー

◉おしゃべりコスパ厩舎

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(おしゃべりコスパ)

 

★BNKのレース回顧

土曜阪神11R 3歳以上リステットオパールステークスに出走。(1200m 芝良)

エングレーバーは2番人気、シーズンズギフトは6番人気での出走となった。

注目のスタート、前走出遅れたエングレーバーもスタートを決め中団から競馬を進めるその後ろからシーズンズギフトが位置するが1200mにしては出だしのペースが上がらなかったため掛かり気味で鞍上が手綱を引く形に。

前半の3Fは34.2のミドルペース。エングレーバーは中団やや前、シーズンズギフトは少し後方で直線へ。

エングレーバーは絶好の手応えに見えたが追って案外で9着に終わった。

1200mのレースで弾けるにはもう少し慣れが必要なのかもしれない。

シーズンズギフトは道中引っ張ってしまった事で戦意喪失したか直線は流れ込んだだけで13着に終わった。

折り合って走れる展開の助けが必要だ。

 

★陣営のコメント

21/10/9  中内田厩舎

9日の阪神競馬ではまずまずのスタートを切り道中は好位に控えて進めるが、直線でいざ追ってからの伸びがひと息で9着。「今日は外目の枠から勝ちを意識してポジションを取りに行ったのですが、その分だけ最後は甘くなってしまったようでした。前走内容から1200mの適性はあると思ったのですが、この感じを見ると自分のペースで走れる1400mくらいの方がいいのでしょうか…。今後については状態を見ながらまた相談していきます。馬の雰囲気は非常に良かったですが、いい競馬とならず申し訳ありませんでした」(中内田師)初めての1200m戦だった前走が悪くないレースでしたし、距離2度目でさらにいい走りを見せてほしかったのですが、追ってからの伸び脚が案外でした。次走は条件の見直しも含めて検討していきますが、まずはレース後の状態をしっかりと確認していきます。

 

★出走レース

オパールS 2021年10月9日 中山11R 芝1200㍍

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◉ククナ

◉ラストバブル厩舎

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(ラストバブル)

 

★BNKのレース回顧

土曜東京9R 3歳以上2勝クラス山中湖特別に出走。(2000m 芝良)

オークス以来の出走であったが断然の1番人気でレースを迎えた。

馬体重の増減は無かったが休み明けでもスッキリと仕上がっていた。

自在の脚を持つ同馬が復帰戦でどのような戦法を取るか注目されたが今回は中団からの競馬を選択した。

前半の1000mは1:00:9のスローペースだったがククナはかかる事なくピッタリと折り合って競馬を進める。

直線は馬場の真ん中に持ち出して馬群を抜け出す。

一頭になるとソラを使ってしまい一旦モリノカンナチャンに抜け出されるシーンもあったが馬体が合うと差し返し1着でゴール、着差は僅かではあったが完勝であった。

相手なりに走る馬であり昇級しても即好勝負出来るだろう。

 

★陣営のコメント

21/10/9  栗田厩舎

9日の東京競馬では五分のスタートも控えて中団を追走する。直線へ向いてから少しずつ勢いを乗せていき外から一完歩ずつ差を詰めて交わすが、最後は内から伸びてきた馬との接戦になり、わずかに制して優勝。「やってみないと、というところはありましたけれども、内心ここでは負けられないという思いもありましたので、無事に勝つことができてホッとしました。会員の皆様おめでとうございました。ジョッキーに話を聞くととても褒めてくれていました。“乗り味がいいし、行儀もいい。ただ、まだトモがね…”ということも言及してくれました。先頭に立つと、ブレーキまではいかないもののふわーっとし、内から馬が来てくれたらまた頑張れるという感じでしたから、もう少し体がパンとしてしっかりと走れるようになってもらえればということでもあるでしょう。言及されたトモに関しては我々厩舎としても肩まわりだけでなく気をつけているところでもあり、おそらく牧場でも慎重に対応してもらっていると思うので、ジョッキーの感触もやはりそこと、今後のポイントであることを改めて確認できたレースでした。今日はいくらか恵まれていたところもありましたので今後は厳しい戦いが待っていると思いますが、馬の成長を図るとともにまたいい競馬をさせてあげられればと思っています」(栗田師)春はクラシックの舞台に歩を進めて好走してくれていましたので、自己条件戦からスタートする今回はできることならばおとしたくないレースでした。9頭立てと頭数は少なく、名手のリードで落ち着いて走り、改めて良さを引き出してもらえればと期待していたところ、前半から上手に立ち回ることができていました。ピッチな走り方で追い出してからも細かく刻むように脚を回転させて徐々に伸びてきました。前を交わせそうに見えたときにホッとしたのもつかの間、内からもいい脚で伸びてきていた3歳馬がいたのでヒヤリとしましたが、最後はねじ伏せてくれ、未勝利勝ち以来の待望の2勝目を挙げてくれました。このあとは3勝クラスに上がり、今回以上に厳しいメンバーとの戦いになることは間違いないでしょうから、何とかまたいい競馬をしながら結果を出し、上の舞台で戦えるようになってくれることを願っています。春以来の出走後とあってこのあとについてはレース後の状態をしっかりと確認したうえで慎重に判断していきます。

 

★出走レース

山中湖特別 2021年10月9日 中山9R 芝2000㍍

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◉グランデレジーナ

◉BNK厩舎

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(BNK)

 

★BNKのレース回顧

日曜新潟 5R 2歳新馬牝馬限定戦に出走。(1600m 芝良)

1週前の中京戦を使う予定であったが直前の追い切りがイマイチとの判断で直前に回避。

立て直しにどのくらいの時間が掛かるのか心配されたが今週の追い切りで稽古をつけた秋山騎手が動きを絶賛、1週のスライドで出走してきた。

パドックの周回で見せた馬体は体重こそ440㎏と大きくないものの非常にバランスの取れたフォームで見るからに走りそうな雰囲気を漂わせていた。

注目のスタート、ゲートは速くすんなりと2番手を確保した。

しばらくハミを噛むところはあったが落ち着いてからはかかるところなくスムーズに逃げ馬を追走する。

前半の1000mは1:02:7のスローペース。

直線に入るとスッと逃げ馬に並びかけアッっという間に後続を突き放す。

ノーステッキで31/2の差をつけて圧勝、初戦でとてつもないパフォーマンスを披露した。

クラシックを意識させる勝ち方で次走重賞でも勝ち負けであろう。

無事にクラシック路線に乗る事を願わずにはいられない逸材である。

 

★陣営のコメント

21/10/10  藤岡厩舎

10日の新潟競馬では道中は折り合いをつけながら2番手を進む。逃げた馬を直線半ばで交わして先頭に立つと、そのまま後続を突き放して優勝。「ありがとうございました。ジョッキーは『前半で少し噛むところはありましたが、強い勝ち方をしてくれました』とのことで、そのあたりはペースが遅かった影響が大きいのでしょうし、上のクラスで流れが速くなった方が競馬はしやすいかもしれません。いい内容のデビュー戦だったと思いますから、今後が非常に楽しみですね。この後はまずトレセンに戻して馬体をよく確認していきます」(藤岡師)当初の予定を1週スライドして今週の競馬に臨みましたが、最後は後続に3馬身半差をつけて見事デビュー勝ちを飾りました。血統的にも期待の大きい馬ですから、昇級後にどのような走りを見せてくれるか楽しみです。今後についてはトレセンで馬体をチェックしてから検討していきます。

 

★出走レース

2歳新馬 2021年10月10日 新潟5R 芝1600㍍

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◉シーズンズギフト

◉ラストバブル・おしゃべりコスパ厩舎

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(ラストバブル)

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(おしゃべりコスパ)

 

★BNKのレース回顧

(エングレーバーの欄参照)

 

★陣営のコメント

21/10/9  黒岩厩舎

9日の阪神競馬では中団やや後方の位置から。直線は外目から伸ばそうとするもジリジリとした脚のままで13着。「前走がまずまずの競馬になったので2回目の1200m戦でさらにいい走りをと期待したのですが、難しさを出してしまいました…。スタートは速くはありませんでしたけれど五分でした。前半はあの位置をキープしながら走れればと見ていたのですが、開幕週の馬場を意識してか周りの動き出しが少し早く、その分3コーナーにかけ馬群が凝縮し、外からも来たことから馬がエキサイトしてしまいました。そこで力んで脚を溜められず、残っていた脚もジリジリとしたものになってしまいましたね…。ジョッキーに聞いてもやはりそこのポイントが大きかったようです。右モタれなどはなかったそうですが、少し控えようとしたところで気が昂って頭を上げてしまうので、今日の形だと厳しく辛かったと言っていました。また、雨が降って少し期待したものの結果的にいい馬場で速い時計を求められやすい馬場というのも分が悪くなったのかなという印象です。どこでも使える立場ではないだけに向かえるところへ向かわなければいけませんから贅沢は言えませんが、そういった諸々の条件が噛み合わないとなかなか上手く行かなくなっているのは否めません。また前走前の状況に戻ってしまって悩ましいですが、上位に来るだけの力は秘めている馬ですから、今後も辛抱強く接していきます」(黒岩師)1200mにした前走でまずまずの走りを見せてくれましたので2戦目の今回でさらなる前進を期待して送り出しました。序盤で口を割り頭を上げるシーンこそありましたが、その後はまずまず落ち着いて走れていたように思えたので何とか終いの伸びを見せてほしかったものの、やはり道中のロスが大きかったのでしょうか。残念ながら前を交わすほどの脚を見せることはできませんでした。悩ましい状況が続きますが、辛抱強く接して何とか良い走りを再び見せてもらえるようになってくれたらと思っています。この後についてはレース後の状態を見極めたうえで判断していきます。

 

★出走レース

オパールS 2021年10月9日 中山11R 芝1200㍍

(エングレーバーの欄参照)

 

 

◉フォレスクライト

◉ラストバブル厩舎

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(ラストバブル)

 

★BNKのレース回顧

日曜東京4R 2歳新馬戦に出走。(1600m 芝良)

調教時計は特別に目立ったところはなく陣営からのコメントも慎重なものに終始していたがディープインパクト産駒、川田騎手鞍上という事で人気を集め4番人気での出走となった。

スタートで後手を踏んで後方からのレースとなる。

1000m通過は1:01:0のスローペース。

直線に入るとラチ沿いに進路を取り前との差を詰めにかかるがじりじりとしか伸びず6着での入線となった。

走るフォームを見ていてもまだ上手に身体を使えておらずまだまだ完成途上といったところであろう。

それでもディープインパクト産駒らしい片鱗を見せており叩いての変わり身を期待したい。

 

★陣営のコメント

21/10/10  萩原厩舎

10日の東京競馬ではゆっくりとしたスタートになり中団後方からの競馬。内目を通りながら直線へ向き追い出すとジリジリと伸びてきたが、前との差を詰めることはできず6着まで。「ソエのことが直近の心配材料ではありましたけれども全体的に幼さが目立つ状況でもありましたので、どのくらいの走りができるかを見るというところが今回の競馬へ向かうにあたって大きなところでもありました。そう考えて見ますと上々の内容だったのかなとも思えました。もちろん良い結果を出して会員の皆様に喜んでもらいたかったのでそうならずに申し訳ない気持ちは一杯なのですが、最初に見たときの印象からすると形になってきていますし、終いにも見どころがありました。着順がなにであれ、見どころがないと辛いですが、それを見せてくれたということが大きいと思っているんです。もっと切れてほしいというものもありますけれども、この感じならばだんだんと良くなってくるのではないかと思えました。ジョッキーに話を聞くと、抱いた感触は同じものでしたね。スタートから4コーナーくらいまで体がなかなかハマってこず、コーナーでも真っすぐに走れていないような感じだったそうです。ハマってくると終いに脚を使えるから良くなりそうだけれども、すぐにどうこうと考えず長い目で見たほうがいいと思うということも伝えてくれました。ソエ自体はそこまで気にならなかったそうですが、調教時はかなり制限される要素でもありましたので、反動がどの程度あるかをまずしっかりと確認しておきます」(萩原師)負担のかかりやすい右トモ、そしてソエの症状が見られていた前脚を中心に馬体のケアを入念に行いながら調整され臨んだ初陣でしたが、残念ながら最良の結果を得ることはできませんでした。スタートがゆっくりとしたものになり、理想の形で流れに乗れなかったのが痛手となりましたが、それでも終いにかけてジリジリとでも伸びてくる格好を見せてくれたので、今後につながる走りと言っていいのではないかと捉えています。小柄な馬でもありますし、適度に実戦と休養を織り交ぜながら成長を図っていければと思いますが、まずはこの後の状態をしっかりと見極めたのちにどうしていくか判断します。

 

★出走レース

2歳新馬 2021年9月18日 東京4R 芝1600㍍

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◉ベレヌス

◉ラストバブル厩舎

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(ラストバブル)

 

★BNKのレース回顧

日曜阪神 11R GⅡ京都大賞典に出走。(2400m 芝良)

前走で3勝クラスを卒業、いきなりの重賞それもGⅡという事で伏兵扱いの10番人気での出走となった。

メンバー的にハナは切れそうであったがスタートもよく想定通りに先頭で1コーナーへ。

ペースは落とせたが直後にダンビュライトが控える展開で「気分良く」ペースを握っている感じでは無かった。

前半の1000mは1:01:6のスローペース。

しかしながらそこから11秒台が続く厳しい流れとなってしまい直線入り口で後続馬群に吸収された。

大きく離された最下位での入線となってしまったがメンバーが強く展開が向かなかった今回はやむを得ない。

適条件であればオープンでの活躍も見込める馬であり次走に期待したい。

 

★陣営のコメント

21/10/10  杉山晴厩舎

10日の阪神競馬ではスタート良くすんなり先手を奪う。途中から後続からつつかれる形の逃げになり、直線に向く頃にはやや手応えが悪くなり、最後は脚が残っておらず14着。「申し訳ありませんでした。スタート良くスムーズに逃げられたのですが、途中からダンビュライトのプレッシャーを受ける形になり、自然とペースも上げざるを得ないという苦しい展開でした。ジョッキーは“とにかくスタートが良く、先頭に立ってからはハミも抜けて、これなら2400mも大丈夫そうだと思ったのですが、途中からずっとつつかれるような形になってしまい、ペースも上がって対応しきれませんでした”と話していました。初めての距離ということもあってなおさら苦しくなったのでしょう。ジョッキーは1800~2000mぐらいが良さそうという話をしていましたから、また条件を改めて検討したいと思います」(杉山晴師)初めての古馬相手の重賞挑戦になりましたが、距離延長ということもあって最後は苦しくなってしまいました。なかなかフリーで逃げるというのは難しいかもしれませんが、今日は難しい形になってしまいましたから、条件を見直して改めて期待したいと思います。この後は馬体を確認してから検討します。

 

★出走レース

京都大賞典(GⅡ) 2021年10月10日 阪神11R 芝2400㍍

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いかがだったでしょうか!

 以上が【2021年10月9・10日レース回顧】エングレーバー・ククナ・グランデレジーナ・シーズンズギフト・フォレスクライト・ベレヌス【キャロット一口馬主】でした。

それでは次はレース展望でお会いしましょう。

     

 

 

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